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水彩画添削例

総評:
全体的な印象は、良くまとまっていると思います。 配色も良いようです。 ただ、ちょっと絵が荒いのが気になります。 特に花の部分ですが、もう少し丁寧に描き込むともっと良い絵になると思います。 では、具体的に添削のところで見ていきましょう。

添削:
まず、@ですが、ここは花と花が重なる所なので、要注意です。 この絵では、他の花がそれほど重なっていませんが、もっと小さい花だと、びっしり重なることもあります。 そういう場合、花と花の境界は、鉛筆で描き分ける方法と、花の色で描き分ける、または同色の場合は濃淡で分けるとかします。 花が重なる所は、必ずどちらかに影ができますので、その影をちょっと描き込むだけでも、分けることが出来ます。
Aの茎の部分は、何気ない所ですが、こういう所にこそ神経を使いましょう。 ちょっとした濃淡の変化やメリハリが全体を支えるものです。 丁寧に扱いましょう。
Bの葉の部分も写真の関係でしょうか、葉がぼやけた印象です。 少しメリハリがほしいですね。ただ、花が左で、この葉が右にありますので、こういう場合は、あまり強いメリハリは必要ありません。 気にならない程度です。
Cの花が気になりました。 他の四つの花もそうですが、この塗り方が全体的に少し荒い印象を受ける所だと思います。 良く見て、もう少し丁寧に塗りましょう。花の向きがバラバラなのは良いことです。 こうすることによって表情が出ます。 前述したように、花が重なっている所は工夫が必要です。 油断すると単調になってしまいます。 また、花ものは、葉っぱの方が圧倒的に量が多いものです。 花もそうですが、葉っぱも単調になりやすいので気をつけましょう。


提出作品 会員M.K.さん(水彩画)